花様年華-oklog.

BTSのコンセプト、花様年華に関する考察記事をメインに書いています。個人的な解釈になりますが、参考にしてくださると嬉しいです。2022年現在、少しずつ記事を編集中です。ご了承ください。Twitterは諸事情により閉鎖しております。

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④花様年華 考察<タイムリープ>

※以下、花様年華Note・漫画 花様年華<SAVE ME>ネタバレ注意

 

 

前回、INUは彼らの本来の過去が描かれていると書きました。

今回の記事では、ソクジンのタイムリープについて紐解いていきます。

 

目次

 

 

 タイムリープについて

前提としてソクジンはタイムリープをしていると書きました。そして、Highlight Reelのように確定付けるシーンもあります。

 

そして前回のINUの記事で、彼が誰かが不幸になると自動的にタイムリープしている、ということも書きました。 

では実際のところ、ソクジンは一体いつにタイムリープしているのか。

 

 

タイムリープのきっかけ

まずタイムリープをする事になったきっかけについてです。

このきっかけについて、花様年華Noteには一切記述がありません。読み取ることが出来るのは漫画の<SAVE ME>だけです。

 

漫画ではソクジンが転校先の海外から帰国した日から物語が始まります。

帰国後、ソクジンはガソリンスタンドで働くナムジュンを見かけましたが、声をかけませんでした。

この日は4月11日でした。

 

一ヶ月ほど経った5月22日

ソクジンはナムジュンへ会いにガソリンスタンドを訪れますが、従業員からナムジュンが客と喧嘩になったことが原因で、今は拘置所にいるということを知ります。

その喧嘩が起きた日は、なんとソクジンがナムジュンを見かけた4月11日でした。

その後、ソクジンはナムジュンに会いに拘置所に行き、そこで衝撃の事実を知ることになります。

 

他の皆は今どうしているのか。連絡を取っているのか。

そう訪ねたソクジンに、ナムジュンは答えます。

 

「ああ、兄さんは知らなかったのですね。

ジョングクは死にましたよ。ユンギ兄さんも。

ホソクは事故に遭って入院しています。

ジミンとテヒョンは今何をしているかわかりません」

 

ソクジンが愕然としたまま拘置所の外に出ると、大勢のマスコミに囲まれる中、警察に連れられる人物が目に入りました。

それは「父殺し」で逮捕されたテヒョンの姿でした。

 

「もしあの時、ナムジュンに声をかけていれば彼が拘置所に入ることはなかったかもしれない。そして他の弟達も…」

 

ソクジンは昔みんなで来た海に、たった一人で向かいました。

漫画ではそこで不思議な生物に出会い、その生物によりタイムリープの力を授かり、時間が巻き戻るのです。

 

4月11日

では具体的にいつにソクジンはタイムリープをしているのか。

 

Noteから、ソクジンは22年4月11日に戻っているという事が分かっています。

何度も何度もこの日に戻されています。

 

この日、1つ目の不幸であるナムジュンの喧嘩と、ジョングクの転落事故が起こってしまうからです。つまりINUで描かれていた不幸が始まってしまうのです。

 

では具体的にこの時期はどういった状況なのでしょうか。

 

彼らが離れ離れになるきっかけにもなった”ナムジュンの引っ越し”と”ユンギの退学処分”が起こったのは20年の5月~6月でした。

 

 

この頃、ソクジン・ユンギは高校3年生、ナムジュン・ホソクは高校2年生、テヒョン・ジミンは高校1年生、ジョングクは中学3年生だったと考えられます。

この日から22年の4月まで、一体何があったのか簡単にまとめました。

 

20年5月  ナムジュン(高2)が引っ越しのため学校を辞め、行方が分からなくなる

20年6月  ユンギ(高3)が退学処分を受ける 

20年7月  ソクジン(高3)がアメリカに転校し、行方が分からなくなる

20年9月  ジミン(高1)がバス停で倒れ、行方が分からなくなる

     テヒョン(高1)が学校に来なくなる

     ジョングク(中3)がアジトを片付けるホソク(高2)を発見する

21年12月   ナムジュン(高3)が街に戻ってくる

22年2月  ホソクが高校を卒業する

 

 ※分かりやすく学年で記載しています。年齢は韓国の数え年です。ざっくりいうと日本より+2歳です。

 

 

22年3月2日のホソクの日記から

 

・ソクジン:最後に会ったのは20年7月。後から転校したと聞く。

・ユンギ:相変わらず連絡が取れない。

・ナムジュン:引っ越しのため退学して以降、どこにいるのかもわからない。

・ジミン:バス停で倒れて以降、学校には来ていない。消息がわからない。

・テヒョン:ナムジュンが引っ越してから学校に来なくなる。グラフィティをしては警察に厄介になっている。

・ジョングク:たまにホソクのバイト先に現れる。喧嘩をしているのか、顔や身体に傷を作っているのを頻繁に見るようになる。

 

以上のことが分かります。

 

つまり、ソクジンがタイムリープをしている4月11日の時点では、まだ皆バラバラの状態というわけです。

ナムジュンは街に帰ってきていますが、22年3月の時点でホソクと再会をしていません。

この時点で、もう2年は7人で集まっていません。

 

そしてまた、ソクジン自身も2年近く彼らと再会していません。

ソクジンはタイムリープをしているため、何度も彼らと会っていたとしても、6人にとっては帰国したソクジンと2年ぶりの再会となるのです。

 

 

過去へのタイムリープ

 

ソクジンのタイムリープは意思とは無関係に自動的に起こる、ということを書きました。

そして必ず22年4月11日に戻っているということも。

INUは彼らの本当の過去だった。そして他のMVはタイムリープ後だと考えられます。

もしそうであれば、それは必ず22年4月11日以降の話です。

つまりそれ以前の学生時代などにはタイムリープは出来ないということです。

 

 

キーとなる日付

花様年華Noteを一通り見ていたり、漫画を見直していると何度も共通して出てくる日付があったりします。

例えば、4月11日。これは上記に書いた通り、タイムリープで戻る日付です。

 

そして次が、5月22日

これも上記に出てきました。

タイムリープをする前、ソクジンがナムジュンの拘置所に面会に行く日です。(タイムリープが起こるきっかけとなった日)

 

しかしそれだけではないのです。

花様年華Noteでも、この日に書かれた日記が2つあります。

 

そしてそのどちらも、皆で海に遊びに行く日なのです。

 

つまり、ソクジンはタイムリープを繰り返していても、必ず同じ22年5月22日に皆で海に行っているということです。

海が出てくるMVは、INU・Prologue・Euphoriaです。

そして花様年華Noteで海に行った記述があるのも、学生時代の6月12日と、その後の5月22日の計3回。

 

本当によく作り込まれていて楽しくて仕方ないです・・・。

それぞれがいつの話なのか、というのは次の記事で書きたいと思います。

 

次回 

dddona.hatenablog.com